シアリスジェネリックについて
シアリスとは世界で3番目に発売された強い持続力と飲むタイミングの自由度が人気を博しているED治療薬です。PDE-5阻害薬に分類されており、「タダラフィル」を主成分としています。日本でのみ日本新薬が販売していますが、海外ではすでに複数のシアリスジェネリックが発売されています。「タダリス」｢フォーゼスト｣「メガリス」「タダシップ」等が有名ですが、ファイザー社が製造する「タダリフト」等、先発品製薬メーカーも続々とシアリスジェネリック業界に参入しています。
日本で2018年後半に承認されると言われているシアリスジェネリック、実際にシアリスジェネリックが発売されると値段が6～7割程度安い価格で販売されるでしょう。となると、シアリスを選ぶ人々の視線の先は、段々とシアリスジェネリックへ移行します。同じ成分で同じ効果や副作用、同じ服用方法であれば値段の安い方が経済的で、継続もしやすいですしね。日本でも早くお求めやすい価格になった、シアリスジェネリックが承認されるのを首を長くして待ちましょう！
シアリスジェネリックを処方してもらう前に
さて、来るべきシアリスジェネリックの販売まで、購入をお考えの方には処方について少し注意点をお話ししようかと思います。シアリスはED治療薬ですので、サプリや健康食品の類ではありません。正しい服用方法や用量・用法を理解していないと予期せぬ副作用などの危険が伴います。そのために、ご自身の健康状態に気を付けていただく必要がございます。場合によっては、シアリスに限らずバイアグラやレビトラ、他のED治療薬も処方できない可能性もありますので、事前にチェックしておく事が重要です。
下記に該当する方は、病院やクリニックでシアリスを処方されない可能性が高いと言われています。（シアリスの禁忌）
- シアリスの成分【タダラフィル】に対しアレルギーを起こした経験のある方
- 併用禁忌薬である硝酸剤(しょうさんざい)を使用している方。
- 直近6ヶ月以内に脳出血・脳梗塞を患ったことのあるような
- 心血管系に障害があり、性行為そのものを控えたほうが良い方。
- 低血圧、治療によって管理されていない高血圧の方。
- 女性、もしくは女性に限らず未成年の方
- 直近3ヶ月以内に心筋梗塞の既往症がある方
- 重度の肝機能障害がある方。
- 網膜色素(もうまくしきそ)編成症の方。
- 不安定狭心症の方や、性行為中に狭心症を起こした事のある方。
以上の1つにでも該当する方は、シアリスを処方できない可能性が高いです。
絶対にダメ！シアリスの併用禁忌薬について
先ほど少し名前が挙がりました、併用禁忌薬についてお話します。狭心症などの心臓関係での病気の治療で用いられる、ニトログリセリンといった『硝酸剤』です。この硝酸剤を使用している方はシアリスの服用が禁止されており、絶対にシアリスを服用してはいけません。
硝酸剤の効能には、血圧を低下させる効果があります。これが何を意味するかと言いますと、実はシアリスにも血圧を低下させる効果があるのです。もしもこれらをかけ合わせてしまうと、通常の効能以上に血圧が急激に低下することになってしまい、最悪の場合ショック状態に陥って命を落としてしまうこともあるのです。硝酸剤は一般的な飲み薬の他にもスプレーや、貼り薬などに多く使用されていますが、いかなる場合であってもシアリスの服用は絶対にしてはいけません。
シアリスの併用禁忌薬の多くは硝酸剤ですが、それ以外の中にもひとつだけ、CTEPH（慢性血栓塞栓性肺高血圧症）、通称『シーテフ』の治療薬である『アデムパム錠』が併用禁忌薬に含まれています。これを併用してしまうと、症候性低血圧を引き起こす恐れがあるとされています。今回ご紹介した硝酸剤、アデムパム錠以外にも併用禁忌薬の種類自体は多いので、もし現在服用している薬がある場合には、医師に相談する時に必ず自分が服用している薬を正確に告げるようにしましょう。
おわりに
シアリスは血管を拡張して血行を促進させ、下半身に血液を流し勃起を促す薬ですので、血流系の病気やその他の心臓病・腎臓病などの持病がある方は服用すると大変危険です。またご病気が現在は完治していたとしても、既往症によっては服用できない場合もございます。服用できない場合の多くは命に関わる危険性があるため、自分で判断するのではなく、必ず専門の医師に現在の健康状態や服用している薬、既往症をきちんと説明して、その上で判断してもらいましょう。
以上の事を踏まえまして、病院・クリニックに行ったとしても、ご自身の状態によっては確実にシアリスを処方できるとは限らない事がご理解いただけたかと思います。ですが、ED治療専門のユナイテッドクリニックでは初診・再診料はかかりませんので、ご自身の人には言えない悩みも、お気軽にご相談いただけます。少しでもご自身に不安な点、ご心配がございましたら是非ご相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。