シアリスの国内後発薬が販売されることになりました!
海外ではファイザー社等がシアリスジェネリックの「タダリフト」を販売していましたが、日本ではまだ発売されていませんでした。そのシアリスジェネリックがついに日本でも発売されます。第一弾は沢井製薬から発売されるタダラフィル錠10mg錠CI「サワイ」と タダラフィル錠20mg錠CI「サワイ」です。
沢井製薬は2020年2月20日、勃起不全(ED)治療薬シアリス(一般名:タダラフィル)の後発品となる「タダラフィル錠10mgCI「サワイ」、同20mgCI「サワイ」の承認を取得したと発表しました。承認取得日は2月19日付けで、シアリス後発品は国内初です。ED治療薬は薬価未収載で、同社は後にタダラフィル錠20mgCI「サワイ」を2020年3月19日発売、、同10mgCI「サワイ」 2020年3月26日に発売すると発表しました。
シアリス後発品は沢井以外に、シオノケミカル(発売元クラシエ薬品)と大興製薬(発売元:あすか製薬、販売:武田薬品)も承認を取得しています。沢井製薬と同様に承認取得日は2月19日付けです。
このように、今後、第2、第3のシアリスジェネリックが発売される予定です。
シアリスジェネリックとは
イーライリリー社から世界で3番目に発売されたED治療薬である「シアリス」。このシアリスの特許期間が満了を迎えたため、後発院、いわゆるジェネリック医薬品が販売できるようになります。シアリスはバイアグラに次ぐED治療薬として世界中で処方されています。日本では日本新薬がシアリスを販売しています。欧米では金曜日の夜に服用すると日曜日まで効果があることから「ウィークエンドピル」として親しまれています。
「シアリスジェネリック」はこのシアリスのジェネリック医薬品の通称で、正しくは「タダラフィル」といいます。ジェネリック医薬品の製剤には成分名に会社名をつけることが一般的です。シアリスの主成分は「タダラフィル」です。
例えばバイアグラを販売するファイザー社がシアリスのジェネリック医薬品を販売すると『タダラフィル錠20mg「ファイザー」』といったネーミングになります。ただ、ファイザー社は以前「タダリフト」というシアリスのジェネリック医薬品を取り扱っていたことがあります。
シアリスジェネリックの発売日
発売日は2020年3月19日ですが、実際にクリニックで処方されるのはまだ少し後になりそうですね。
シアリスの成分は「タダラフィル」と言います。そのためジェネリック医薬品は「タダラフィル錠」として販売されるのです。シアリス錠は5mg錠、10mg錠、20mg錠の3用量の製剤がありますが、・タダラフィル錠CI「サワイ」は10mg錠と20mg錠の2用量の製剤のみの販売で
す。これはED治療薬としてシアリス5mg錠では多くの方に殆ど効果が見られないためでしょう。
・タダラフィル錠20mgCI「サワイ」 2020年3月19日
・タダラフィル錠10mgCI「サワイ」 2020年3月26日
使い方・使用方法・服用方法
シアリスと同じ服用方法です。タダラフィルはED治療薬として1日1回服用します。タダラフィル20mg錠では、1回服用すると36時間効果が持続します。ただし効果のピークは服用3~4時間後です。服用後24時間で、再度タダラフィルを服用することができます。それと、ED治療薬は食事の影響を受ける薬剤です。タダラフィルはバイアグラやレビトラと比べると食事の影響を受けづらいと言われていますが、受けないわけではありませんので、なるべく空腹時に服用してください。
シアリス錠と効果の違いは?
効果はイーライリリー、日本新薬が製造・販売しているシアリス10mg錠、20mg錠と効果は全く同じです。シアリスの特許期間は2019年で満了を迎えたと言われていました。今回のシアリスジェネリックは日本国内でジェネリック薬としての承認されて今回発売されます。大半の方が価格が安いジェネリック薬に切り替えることになるでしょう。
シアリス錠と副作用の違いは?
基本的には同じ成分の薬剤で、製造元のメーカーが違いだけですので副作用もシアリス錠と何ら変わりません。安心して服用することができます。
シアリスジェネリックの値段・価格
一般的にジェネリック医薬品は先発医薬品の約7~8割の価格・値段に落ち着くことが多いそうです。シアリス20mg錠の日本の市場価格は2,200円~2,300円程度と言われていますので、1,600~1,800円程度になるのでしょう。
ユナイテッドクリニックさんにご相談を
最近はユナイテッドクリニックさんなどジェネリック医薬品を安価で処方しているED治療のメンズクリニックも増えていますので、相談されるといいでしょう。