5月に入り、多くの方が新生活にも馴染んできた頃かなと思う今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか？4月のぽかぽか陽気に元気づけられた方も多いかと思います、今月も元気ハツラツ頑張っていきましょうね。

さて今日は、最近よくインターネットや動画サイトなどで紹介されている｢シアリス｣の50mgと100mgについてお話していきましょう。｢あれ？シアリスは20mgまでしかないんじゃ･･･？｣と思ったそこのアナタ！この記事で、50mgと100mgの危険性について、少し博識になってみませんか？

シアリスとは？

シアリス(Cialis)は皆様もよく聞いたことがあるでしょう、イーライリリー株式会社が製造しているED治療薬です。日本で認可されたED治療薬の中では最も新しいものになりますね。販売は日本新薬株式会社が行っています。「タダラフィル(Tadalafil)」を主成分としているED治療薬で、他のED治療薬であるバイアグラ・レビトラの二種類が即効性の高い薬だったのに対し、シアリスは長時間効果をコンセプトとしています。先述した二種類の治療薬は服用してから約1時間以内には効果が出始めるのに対してシアリスは効き始めるのが少し遅く、約1～2時間で効果が出始めます。そして服用してから約3時間くらいが効果のピークタイムになります。他の薬に比べると効果発現までが遅いのがネックですが、効果の持続時間が30時間～36時間と圧倒的に長いのが魅力の人気治療薬です。

長時間タイプのため、他のED治療薬に比べると効果がマイルドで自然な効き方な事と、食事の影響を受けにくいためその日の予定が立てやすいのが特徴ですね。例えば既に予定が組まれている場合、その日の前日の晩や、その日の朝に飲んでおけば当日は安心して行為に臨める、という使い方ができます。その長い持続時間から、金曜の夜に服用すると日曜の朝まで効果が持続するほどであり、海外では｢ウイークエンド・ピル｣と呼ばれて親しまれています。発売以来、世界100ヵ国以上でとても多くのED治療を助けてきました。その使い勝手のよさからリピート率も高く、愛好者も年々増えております。

シアリスの含有量は20mgまで

次に含有量のお話です。現在、日本国内で流通しているシアリスは下記の通りとなっております。

• シアリス錠5mg
• シアリス錠10mg
• シアリス錠20mg

シアリスは摂取できる量が20mgが最大となっていますため、しっかりとした効果や成功率、安定感を求めるなら、もちろん20mgがよいでしょう。イーライリリーとカンパニー社の公式サイトを見てみると、日本以外ではシアリスの2.5mg錠も販売されているようです。なので、シアリスはそもそも、上記4種類(2.5mg~20mg)が全種類となっているのです。つまり、シアリス100mgやシアリス50mgという分量は、メーカーから販売されていない｢偽薬品(ニセモノ)｣の可能性が非常に高いのです。

出所の分からない薬品は危険！

グーグルやヤフーなど、検索エンジンで薬剤の名前を入力すると、非常に多くの通販サイトがヒットするかとは思います。しかし、厚生省の調べによると、インターネットで出回っているED治療薬の6割が偽薬品だというデータも出ております。そしてその偽薬品の中に含まれている成分は、人体に影響を及ぼすような覚醒剤や、ネズミの駆除に使われるホウ酸など、服用すると健康被害が及ぶ可能性が非常に高い成分が含まれていたこともあったと言われています。

厚生省が行ったインターネットの調査によれば、個人輸入(通販サイト等を使い、個人で購入したもの)の医薬品の中で、最も多かったのはこのED治療薬で、なんと全体の22％を占めているとの事。更にその中で副作用症状が出た経験があるのは、先述した22％の中で15.8％にも及ぶ割合があるとのデータがあります。ED治療薬は本来、厚生局や保健所のチェックがしっかりと行き届いている病院やクリニックで、医師の診察と処方がなければ入手できないものです。インターネットの通販サイトは非常に手軽で、今ではスマートフォンの普及もあって家にいなくても買えてしまいます。しかし、先述したような偽造薬に含まれる成分、健康被害のリスクの多さを考えると手軽さや興味本位で買うものでは決してありません。

安心できる場所で、安心して飲める薬を

さて、ではどういった場所で薬を処方するのがよいでしょうか？

その答えはいたって簡単です、病院やクリニックといった、保健所の認可を得ている医療機関での処方をしてもらえばよいのです。そして専門の医師から、服用時の注意点の説明を受けた上で、用法・容量を守り、安心して服用するのがよいでしょう。

EDには心因性のものがあり、心理的な問題でEDになってしまう事も多くあります。出所のわからない、本物かどうかもわからない薬を服用する事は、この心因性EDに繋がってしまう危険性もあります。

当サイトに掲載されておりますユナイテッドクリニックさんでは、薬剤に対して厳しい成分チェックを普段から行っておられる上に、安心して相談できる専門の医師がいつもいらっしゃいます。ぜひ、一度ご相談してみてはいかがでしょうか？