ED治療薬を服用される患者様の中には間違えた飲み方をされて、薬の効果をあまり実感できなかった方もいらっしゃいます。今回はED治療薬の間違えた飲み方について解説していきます。
1 .お酒と一緒に服用する
性行為の前に緊張を和らげようとしてお酒を飲んでから性行為に臨まれる方もいらっしゃると思いますが、お酒とED治療薬を一緒に飲まれると、副作用が強く出てしまったり、お酒の酔いがいつもより回ってしまい、性行為を行うのが難しくなってしまう事もあります。何故、お酒と一緒にED治療薬飲むと身体に悪影響が出てしまうのでしょうか？ED治療薬は服用すると血管を拡張、弛緩し血液の流れを良くなります。陰茎にも血液が流れ込みやすくなり、陰茎が勃起をする事を後押しします。ED治療薬で拡張されている血管にアルコールが含まれる血液が流れ込むとどうなるでしょうか？当然、身体に悪影響を及ぼす事になります。適度な飲酒ならそれほど悪影響を及ぼしませんが、飲み過ぎてしまうと良くないので注意が必要です。
2.食事と一緒に服用する
ED治療薬はそれぞれ特徴がありますが、バイアグラやレビトラは食事の影響を受けるとされています。特に、バイアグラは、影響を受けやすく、胃の中に食べ物があると身体への吸収が阻害されてしまいます。お薬を服用する際は空腹時、食後の場合は2～3時間ほど時間を空けてから服用して下さい。お薬の服用後の食事は1時間ほど、時間を空けて下さい。食事の影響を受けにくいシアリスも十分な効果を期待したい時は、空腹時の服用をオススメします。
3.過剰、大量に服用する
患者様によって、その日の体調やお薬の相性などによって効果をあまり実感出来ない時もあります。効果が実感できないからといってお薬を過剰、大量に服用したり、違う種類の薬を併せて服用する事は絶対に止めて下さい。血圧が急激に下がってしまったり、重篤な副作用が出てしまい、病院に搬送されてしまう危険性があります。1日1回の服用、2回目の服用は1回目の服用から、24時間以上の時間を空けて下さい。
4.柑橘系ジュースと一緒に服用する
ED治療薬とグレープフルーツなどの柑橘系のジュースや加工食品は同時に飲まないほうがいいとされています。何故、同時の服用が駄目なのでしょうか？グレープフルーツなどの柑橘類の果物にはフラクノマリンという成分が含まれています。フラクノマリンはED治療薬の代謝酵素の働きを阻害します。代謝酵素の働きを阻害してしまうと、お薬の成分が分解されず、通常よりも長く体内に残ってしまったり、お薬の効果が強く出てしまったりする可能性があります。フラクノマリンが含まれない柑橘系の果物はありますが、含まれる柑橘系の果物が多いので、柑橘系のジュースや加工食品との同時に服用は避けましょう。
5.試しで1錠しか服用しない
ED治療薬を初めて服用される患者様から「1錠だけで試して効果をあまり実感できなかった。」というお声を頂く事があります。ED治療薬はその日の体調や「初めてED治療薬を飲む」という緊張や不安感から効果を実感できにくい場合があります。患者様の中には1錠飲んでも効果が実感出来ないので、ED治療薬を飲んでも改善しないと思い込み、更に精神的に不安定な状態に陥る事で、ますます効果を感じて頂く事が難しくなる患者様もいらっしゃいます。ED治療薬を初めて飲まれる方、ED治療薬は服用しているけど、違う種類のED治療薬に変更したい患者様は、5～6錠を続けて服用して頂いてから、自分自身の身体にあっているのかどうか判断していただく事をおススメします。
6.インターネット経由の個人輸入代行サイトは使用しない。
ED治療薬を購入される時の方法として、専門のクリニックや医療機関で医師の診断で処方されたものを購入するか、インターネット経由の個人輸入代行サイトを使って購入するかのどちらかになると思います。購入したい方の中には「病院に行くのが面倒くさい・恥ずかしい」という理由から個人輸入代行サイトを使用して購入を検討される方もいるかもしれません。大手製薬会社がネットで購入した医薬品を調査した結果、インターネットの個人輸入代行サイトで流通している半分以上のED治療薬が偽造薬であると発表しました。偽造薬とは、本来、使われるべきではない成分や健康に害を及ぼす成分を使用して、安価に製造されているお薬の事を言います。服用する事は大変危険で、日本でも健康被害が報告されています。ED治療薬を購入される際は専門のクリニックや医療機関で医師の診断で処方されたものを使用しましょう。
EDでお悩みの方は、シアリスジェネリック処方.comのトップページのオススメ院でED治療専門のクリニックを載せているので、最近ではED治療専門のクリニックが増えてきていますが「初めて、ED治療専門のクリニックに行きたいけど、どこのクリニックにいけばいいのか分からない」「近くで男性スタッフのみのクリニックに行きたい」などクリニック選びで迷われている方は是非、参考にして下さい。